クロジョウビタキ

中欧シリーズの続きで、今日は旅行中、何度も目にしたクロジョウビタキをご紹介します。

クロジョウビタキ(Black redstart)はヨーロッパ中南部、ロシア中南部、モンゴル、中国中西部で繁殖し、冬季はアフリカ北部、ヨーロッパ南部、西南アジア、インドに渡り越冬。日本では迷鳥として北海道、本州、飛島、粟島、舳倉島、見島、宇治群島、久米島、西表島、与那国島などで記録があるようです。なお、クロジョウビタキは全部で7亜種に分類されており、日本に渡来したのはトルクメニスタンからタジキスタン、中国西部に分布する亜種クロジョウビタキ(Phoenicurus ochruros rufiventris)とされています。

オーストリアのハルシュタット湖畔で目にしたクロジョウビタキのオス成鳥と思われる個体。当地に分布するクロジョウビタキは西ヨーロッパからトルコに至る地域に分布する亜種(Phoenicurus ochruros gibraltariensis)と思われ、オスの成鳥は顔から頸は黒色ですが、体上面は暗灰色で、翼に白斑が見られるのが特徴のようです。

クロジョウビタキ3

こちらはオーストリアの山岳地帯で目にしたオスの第1回夏羽と思われる個体です。全身暗灰色で成鳥に見られる翼の白斑は見られません。

クロジョウビタキ2

クロジョウビタキ1

こちらはハルシュタット湖畔で目にした同じくオスの第1回夏羽と思われる個体。

クロジョウビタキ5

クロジョウビタキ6

クロジョウビタキ7

クロジョウビタキ4

こちらはハルシュタット近くの山岳地帯で目にしたクロジョウビタキのメスと思われる個体。全体的に灰褐色みを帯び、オスに比べ黒みが薄い感じです。

クロジョウビタキ10

クロジョウビタキ11

クロジョウビタキ12

クロジョウビタキについては昨年訪れたモンゴルの南ゴビ砂漠で目にすることができましたが、今回、オーストリアの山岳地帯で目にした個体とは見た目にもかなり違うためいろいろ調べてみました。その結果、クロジョウビタキは7亜種に分類されることが分かり、モンゴルで目にした個体は中国北西部からモンゴルにかけて分布する別亜種(Phoenicurus ochruros phoenicuroides)であることが分かりました。亜種のレベルまで考えていくと話はややこしくなりますが、新たな興味も湧いてきます・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ
スポンサーサイト

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

shumishan

Author:shumishan
自然大好き人間です。
自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


    ↑ ↑
鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリック宜しくお願いします。

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
月別アーカイブ
検索フォーム
カテゴリ
リンク
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる