カタグロトビ

タイシリーズの続きで、今日は近年、日本でも南西諸島でたびたび記録されているカタグロトビをご紹介します。

カタグロトビ(Black-winged kite)はアフリカからヨーロッパ南部、アラビア半島南部、インド、東南アジア、ニューギニアにかけて分布するトビの仲間で、日本では迷鳥として、石垣島、与那国島、西表島、沖縄島などで記録があります。

バンコクの南方に位置するケチャブリー県の塩田付近で目にしたカタグロトビ。体長35cm程の大きさで頭部から体の下面にかけて白灰色で、体の上面はやや銀色がかった灰色、翼の肩の部分が黒く名前の由来ともなっています。また、虹彩は赤色で、目の周囲は黒く、離れて見ると眼が吊り上って見えます。

カタグロトビ4

カタグロトビ5

カタグロトビ6

上空を横切っていったカタグロトビ。翼を広げると、肩羽だけでなく翼下面の初列風切と次列風切の一部も黒色なのがよく分かります・・・

カタグロトビ1

カタグロトビ2

カタグロトビ3

今日は日本でも迷鳥として南西諸島などで記録のあるカタグロトビをご紹介しましたが、分布域の広いカタグロトビは主に4亜種に分類されており、今回、タイで目にしたのは分布域から考え、パキスタンからインドシナ、マレーシア、中国東部の狭い範囲に分布する亜種Elanus caeruleus vociferusと思われます。日本に渡来するカタグロトビは亜種Elanus caeruleus hypoleucusとされていますが、形態的な特徴から亜種Elanus caeruleus vociferusの可能性も考えられており、もしそうであれば、今回目にしたのは日本に渡来する亜種と同じということになります。どちらが正しいのでしょうか・・・


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