カラフトムシクイ、エゾムシクイ、オオムシクイ?

舳倉島の続きで、今日はムシクイの仲間3種をご紹介します。

最初は一瞬目にしたカラフトムシクイと思われる個体です。

カラフトムシクイ(Pallas's leaf warbler)はヒマラヤ山脈の北側の中国内陸部からロシア東部で繁殖し、冬季は中国南部やミャンマー、インド東部などに渡り越冬。日本では数少ない旅鳥として主に北海道西部と日本海側の島嶼に渡来しますが、本州でも越冬した例があるようです。

松の木の上部で活発に動いていたカラフトムシクイと思われる個体。残念ながら黄色の明瞭な頭央線は見ることができませんでしたが、、黄色の眉斑と、黄白色の2本の翼帯が確認できます。

カラフトムシクイ1

下から見ると喉から胸にかけ黄色みがはっきりしていることから、やはりカラフトムシクイの若い個体と思われます。

カラフトムシクイ2

下腹から下尾筒にかけても黄色みが確認できます・・・

カラフトムシクイ3

次はエゾムシクイです。

エゾムシクイ(Sakhalin leaf warbler)は夏季に日本やロシア東部で繁殖するムシクイ科の仲間で、日本では夏季に繁殖のため北海道から九州にかけて渡来します。眉斑は白く、前方がバフ色みを帯び、頭部は暗灰褐色で、背からの上面は緑褐色をしているのが特徴です。

水場に姿を見せたエゾムシクイ。上記特徴を有しているのが確認できます。

エゾムシクイ2

エゾムシクイ3

エゾムシクイ4

エゾムシクイ5

最後はオオムシクイと思われる個体です。

オオムシクイ(Kamchatka Leaf Warbler)は夏鳥として北海道の知床半島や千島列島、サハリン、カムチャッカで繁殖し、日本全国各地に旅鳥として飛来し、個体数は多いとされています。メボソムシクイの近縁3種(メボソムシクイ、オオムシクイ、コムシクイ)は外見での野外識別は困難とされていますが、声による識別は有効で、オオムシクイの囀りは「ジジロ、ジジロ」「チチロ、チチロ」と3拍子で、地鳴きは「ジッ」「ジジッ」と大きな声で鳴くのが特徴だそうです。

島に到着して間がないのか、地面に降りて虫を探していたオオムシクイと思われる個体。鳴き声がしなかったため識別は困難ですが、メボソムシクイの渡りは8月下旬~9月初旬頃が最も多く、オオムシクイはそれより遅い9月中旬~10月中旬と言われていますので、時期から考えるとオオムシクイの可能性が高いと思われました。

メボソムシクイ3

メボソムシクイ4

メボソムシクイ5

メボソムシクイ1

メボソムシクイ2

今日は何れもムシクイ科の鳥、3種をご紹介しましたが、一般にムシクイの仲間は見た目がよく似ているため識別が難しいと言われていますが、逆に言えば難しいから面白いとも言うことができ、チャレンジのし甲斐があります・・・


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