キバラタイヨウチョウ、ヤドリギハナドリ
オーストラリアシリーズの続きで、今日はキバラタイヨウチョウとヤドリギハナドリをご紹介します。
最初は東南アジアではお馴染みのキバラタイヨウチョウです。
キバラタイヨウチョウ(Olive-backed sunbird)は東南アジアからオーストラリアかけて広く分布するタイヨウチョウの仲間で、全部で21亜種に分類されていますが、今回、当地で目にしたのはニューギニアからオーストラリア北東部にかけて分布する亜種Cinnyris jugularis frenatusと思われます。
ケアンズ郊外の疎林で目にしたキバラタイヨウチョウのオス。英名のように背はオリーブ褐色をしていますが、和名のごとく腹は黄色で、オスでは喉から上胸が金属光沢のある暗青色をしています。

こちらはオスの若い個体でしょうか・・・


こちらは喉から上胸に金属光沢の暗青色がないメス。

次はヤドリギハナドリです。
ヤドリギハナドリ(Mistletoebird)はマルク諸島からオーストラリア全土にかけて分布する体長10~11cmのハナドリ科の鳥で、名前はヤドリギ(Mistletoe)の実を食べることに由来しており、日本に渡来するレンジャク同様、ヤドリギの種を広げるのに役立っているようです。なお、ヤドリギハナドリは分布域により4亜種に分類されており、当地で目にしたのはオーストラリア全土に分布する基亜種Dicaeum hirundinaceum hirundinaceumと思われます。
ケアンズ近郊の森で目にしたヤドリギハナドリのオス。喉から胸にかけてと下尾筒が鮮やかな緋色でとても美しい鳥です・・・


今日はオーストラリアを代表するタイヨウチョウ科とその姉妹群であるハナドリ科の鳥をご紹介しましたが、ともに東洋区(南アジア・東南アジア)とオーストラリア区に生息し、花蜜を主食とする点では共通しており、両者が近縁であることがよく理解できます・・・
ご訪問ありがとうございました。
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最初は東南アジアではお馴染みのキバラタイヨウチョウです。
キバラタイヨウチョウ(Olive-backed sunbird)は東南アジアからオーストラリアかけて広く分布するタイヨウチョウの仲間で、全部で21亜種に分類されていますが、今回、当地で目にしたのはニューギニアからオーストラリア北東部にかけて分布する亜種Cinnyris jugularis frenatusと思われます。
ケアンズ郊外の疎林で目にしたキバラタイヨウチョウのオス。英名のように背はオリーブ褐色をしていますが、和名のごとく腹は黄色で、オスでは喉から上胸が金属光沢のある暗青色をしています。

こちらはオスの若い個体でしょうか・・・


こちらは喉から上胸に金属光沢の暗青色がないメス。

次はヤドリギハナドリです。
ヤドリギハナドリ(Mistletoebird)はマルク諸島からオーストラリア全土にかけて分布する体長10~11cmのハナドリ科の鳥で、名前はヤドリギ(Mistletoe)の実を食べることに由来しており、日本に渡来するレンジャク同様、ヤドリギの種を広げるのに役立っているようです。なお、ヤドリギハナドリは分布域により4亜種に分類されており、当地で目にしたのはオーストラリア全土に分布する基亜種Dicaeum hirundinaceum hirundinaceumと思われます。
ケアンズ近郊の森で目にしたヤドリギハナドリのオス。喉から胸にかけてと下尾筒が鮮やかな緋色でとても美しい鳥です・・・


今日はオーストラリアを代表するタイヨウチョウ科とその姉妹群であるハナドリ科の鳥をご紹介しましたが、ともに東洋区(南アジア・東南アジア)とオーストラリア区に生息し、花蜜を主食とする点では共通しており、両者が近縁であることがよく理解できます・・・
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コメントの投稿
初めまして
初めまして、あんちゃんと申します。
質問をさせて頂きたいのですが、タイトルとは関係ないかもしれませんが、ヒガシメンフクロウとメンフクロウの違いがよく分からないのですが、どの様に違うのかご教示頂けませんでしょうか?
突然で申し訳御座いませんが、どうぞよろしくお願い致します。
質問をさせて頂きたいのですが、タイトルとは関係ないかもしれませんが、ヒガシメンフクロウとメンフクロウの違いがよく分からないのですが、どの様に違うのかご教示頂けませんでしょうか?
突然で申し訳御座いませんが、どうぞよろしくお願い致します。
メンフクロウについて
ご質問のメンフクロウとヒガシメンフクロウの違いですが、詳しいことは分かりませんが、両者は何れもメンフクロウ科メンフクロウ属に属し、和名のように見た目には仮面をつけたように見えるフクロウの仲間ですが、メンフクロウ(Barn Owl)はヨーロッパ、アフリカ、南アジア、東南アジア、北米、南米、オーストラリアと全世界に広く分布し、英名のように納屋のような人家に営巣するのが特徴で、一方、ヒガシメンフクロウ(Eastern Grass Owl)はインドから中国、台湾、フィリピン、スラウェシ、ニューギニア、オーストラリアなどに分布し、英名のように主に草原で営巣するのが特徴のようです。両者はともに体長約36cmとほぼ同じ大きさですが、図鑑等で見ると、体の上面の色はメンフクロウが淡褐色なのに対し、ヒガシメンフクロウは濃褐色で、これは主に草原で生息するため、保護色となっているためではないかと思われます。
また、同じ仲間ではアフリカに生息するミナミメンフクロウ(African Grass Owl)という種もいるようです。
また、同じ仲間ではアフリカに生息するミナミメンフクロウ(African Grass Owl)という種もいるようです。
ガルテン日和様
こんにちは、ご教示ありがとう御座いました。何軒かのショップさんで聞いても『違いはないですよ』とか『えっ?違うんですか?』と逆に聞かれたり『メンフクロウはメンフクロウです』といった回答ばかりでしたので、ガルテン日和様の説明でやはり違うのだと分かりました。
タイトルとは関係のない質問に回答して頂き大変ありがとう御座いました。
今後もガルテン日和様の美しく素晴らしいお写真を見せて頂いて心を癒されたいと思います。
重ね重ね御礼申し上げます。どうもありがとう御座いました。
タイトルとは関係のない質問に回答して頂き大変ありがとう御座いました。
今後もガルテン日和様の美しく素晴らしいお写真を見せて頂いて心を癒されたいと思います。
重ね重ね御礼申し上げます。どうもありがとう御座いました。