固有亜種オーストンヤマガラ

昨日の続きで、今日はヤマガラの亜種、オーストンヤマガラをご紹介します。

ヤマガラ(Varied Tit)は千島列島南部から日本、朝鮮半島、中国北東部、台湾に分布する体長約14cmのシジュウカラ科コガラ属の鳥で、分布域により全部で8亜種に分類されており、そのうち日本では亜種ヤマガラ(日本、韓国、北朝鮮)、亜種ナミエヤマガラ (神津島、新島、利島)、亜種オーストンヤマガラ (八丈島、御蔵島、三宅島)、亜種タネヤマガラ(種子島)。亜種ヤクシマヤマガラ(屋久島)、亜種アマミヤマガラ(奄美大島)、亜種オリイヤマガラ (西表島)の7亜種が分布し、体色は南部の亜種ほど色味が濃い傾向があるようです。

このように亜種の多いヤマガラですが、今回訪れた三宅島では固有亜種オーストンヤマガラが生息しており、亜種ヤマガラに比べ一回り大きく、額や頬、頭部の明色斑も体下面と同じく濃い赤褐色で、嘴が太いのが特徴です。

水場近くにやって来た亜種オーストンヤマガラ。亜種ヤマガラに比べると、確かに顔から体下面は濃い赤褐色です。

オーストンヤマガラ1

オーストンヤマガラ2

オーストンヤマガラ3

頭部の細い斑も体下面と同じく濃い赤褐色です・・・

オーストンヤマガラ4

オーストンヤマガラ7

今日はヤマガラの亜種オーストンヤマガラをご紹介しましたが、現在IOC(世界鳥類学会議)では上記8亜種のうち、亜種オーストンヤマガラ、亜種イリオモテヤマガラ、亜種タイワンヤマガラの3亜種を別種として分離独立させており、日本鳥類目録次期改訂版(第8版)でも検討されるものと思われます・・・


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