亜種ミヤケコゲラ、亜種シチトウメジロ

昨日の続きで、今日は何れも伊豆諸島の亜種、ミヤケコゲラとシチトウメジロをご紹介します。

最初は亜種ミヤケコゲラです。

コゲラ(Japanese Pygmy Woodpecker)はロシア南東部、サハリン、朝鮮半島、中国東北部、日本列島など、東アジアの限られた地域に分布する体長約15cmのキツツキ科アカゲラ属の鳥で、分布域により10亜種に分かれており、そのうち日本では以下の 9亜種が分布し、南へ行くほど体色が濃くなり、上面の白斑の幅も狭くなるようです。
エゾコゲラ(北海道、南千島)、コゲラ(本州北・中部)、ミヤケコゲラ(大島、三宅島、御蔵島、八丈島)、シコクコゲラ(本州西部および四国)、ツシマコゲラ(対馬、隠岐諸島)、キュウシュウコゲラ(九州)、アマミコゲラ(奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島)、リュウキュウコゲラ(沖縄本島、屋我地島)、オリイコゲラ(西表島)

このように亜種の多いコゲラですが、今回訪れた三宅島では亜種ミヤケコゲラが分布しており、亜種コゲラに比べより暗色なのが特徴のようで、今回、森で目にした個体も体色は濃く、上面の白斑の幅も狭く見えました。

ミヤケコゲラ1

ミヤケコゲラ2

ミヤケコゲラ3

ミヤケコゲラ4

ミヤケコゲラ5

水浴びにやって来た亜種ミヤケコゲラ。

ミヤケコゲラ6

次は亜種シチトウメジロです。

メジロ(Japanese White-eye)については今更言うこともありませんが、東アジアから東南アジアにかけて分布する体長約12cmのメジロ科メジロ属の鳥で、分布域により全部で9亜種に分類されており、日本では北海道から南西諸島、硫黄列島にかけ広く分布し、国内では6亜種(メジロ、シチトウメジロ、イオウジマメジロ、ダイトウメジロ、シマメジロ、リュウキュウメジロ)の分布が知られています。その中で今回、三宅島で目にしたのは伊豆諸島(伊豆大島から鳥島まで)に分布する亜種シチトウメジロで、亜種メジロに比べ、嘴がより長く、 脇は灰褐色でブドウ色みに乏しいとされています。

水場近くに現れた亜種シチトウメジロ。確かに嘴が長いですね・・・

シチトウメジロ1

シチトウメジロ2

今日は伊豆諸島に分布する亜種ミヤケコゲラと亜種シチトウメジロをご紹介しましたが、基本的に留鳥であるこれらの鳥たちにとっては、本州から遠く離れたこのような島々で長い時間をかけ独自の進化を遂げてきたものと思われます・・・


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