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カササギ

南欧シリーズの続きで、今日は日本でもお馴染みのカササギをご紹介します。

カササギ(Eurasian Magpie)はヨーロッパ、アフリカ北西部から中東、中央アジア、インド北部、極東にかけて広く分布する体長40~51cmのカラス科カササギ属の鳥で、全体で10亜種に分かれており、今回目にしたのはブリテン諸島、南スカンジナビアから東欧、小アジアにかけて分布する基亜種Pica pica picaと思われます。なお、日本では北ミャンマーから東中国、台湾、北インドシナにかけて分布する亜種カササギ(Pica pica serica)が留鳥として九州北西部に局地的に生息していますが、近年、福井県や石川県、富山県、新潟県、山形県、北海道など、港を中心とした狭い範囲で繁殖する例が増えているようです。

フランスの聖地ルルドで目にしたカササギ。頭部から背以下の上面、腮から胸、尻から下尾筒は黒色で、翼は青色、尾には紫、緑、青などの金属光沢があり、日本で見られる亜種カササギと大変よく似ています。

カササギ1

カササギ2

さらに近づいて撮影・・・

カササギ3

カササギ4

カササギ5

カササギ6

今日はアフリカ北部、ユーラシアに広く分布しているカササギをご紹介しましたが、カササギは現在10亜種に分類されており、今回目にしたのはピレネー山脈の北側(フランス側)であったことから基亜種Pica pica picaと考えましたが、ピレネー山脈の南側(スペイン側)には亜種Pica pica melanotosが分布しているとされており、ボーダーラインに近い場所での目撃となりました。亜種の違いによる形態的な変化はあまりないようですので、このような場合は分布域で判断するしかないようです・・・


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