ミソサザイ、ヨーロッパシジュウカラ

南欧シリーズの続きで、今日はミソサザイとヨーロッパシジュウカラをご紹介します。

最初はミソサザイです。

ミソサザイ(Eurasian Wren)はヨーロッパ、アフリカ北部、西アジア、中央アジアからロシア極東部、東南アジア北部、中国、台湾、朝鮮半島、日本にかけて広く分布する体長9~10.5cmのミソサザイ科ミソサザイ属の鳥で、分布域により実に28亜種に分かれており、今回目にしたのはヨーロッパ大陸のほぼ全域に分布する基亜種Troglodytes troglodytes troglodytesと思われます。なお、日本では亜種ミソサザイ(千島列島南部、樺太、日本)、亜種モスケミソサザイ(伊豆諸島)、亜種Troglodytes troglodytes ogawae(屋久島、種子島)の3亜種が分布しています。

スペインの港湾都市サン・セバスティアンで目にしたミソサザイの基亜種Troglodytes troglodytes troglodytes。見た目には日本で見られるミソサザイとあまり変わりません。

ミソサザイ1

ミソサザイ2

ミソサザイ3

ミソサザイ5

ミソサザイ6

次はヨーロッパシジュウカラです。

ヨーロッパシジュウカラ(Great tit:Parus major)はヨーロッパ、アフリカ北西部からに中東、中央アジアにかけて分布する体長13.5~15cmの生息するシジュウカラ科シジュウカラ属の鳥で、全部で16亜種に分かれており、今回目にしたのはヨーロッパからシベリア西部・中南部、コーカサスなどに分布する基亜種Parus major majorと思われます。なお、ヨーロッパシジュウカラはかっては日本や韓国を含む東アジア、ロシア極東に分布するシジュウカラ(Japanese tit:Parus minor )や、南アジア、東南アジア、西アジアの一部に分布するParus cinereusを含むシジュウカラから分離独立した3種のうちの1種で、日本などで見られるシジュウカラの腹部が白いのに対し、ヨーロッパシジュウカラは腹部が黄色いのが特徴です。

同じくサン・セバスティアンで目にしたヨーロッパシジュウカラ。

ヨーロッパシジュウカラ1

ヨーロッパシジュウカラ2

今日はミソサザイとヨーロッパシジュウカラのそれぞれ基亜種をご紹介しましたが、このようにヨーロッパの亜種が基亜種となるのは、野鳥研究においてイギリス鳥学会が中心的役割を担ってきた結果と思われます・・・


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