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ヨーロッパセグロカモメ(仮称)

南欧シリーズの続きで、今日はヨーロッパセグロカモメ(仮称)をご紹介します。

ヨーロッパセグロカモメ(仮称)(European Herring Gull)はアイスランド、ヨーロッパ北西部からロシア北西部にかけて分布する体長54~60cmのカモメ科カモメ属の鳥で、かっては日本に渡来するセグロカモメのヨーロッパ亜種(2亜種)として分類されていましたが、近年、同じくアメリカ亜種であるアメリカセグロカモメとともに別種として分離独立しています。正式な和名ははっきりしませんが、英名を考えるとヨーロッパセグロカモメとしていいのではないかと思われます。なお本種は2亜種に分かれており、今回目にしたのはアイスランド、ヨーロッパ北西部で繁殖し、冬季、イベリア半島北部で越冬する亜種Larus argentatus argenteusと思われます。

サン・セバスティアンで目にしたヨーロッパセグロカモメ(仮称)の成鳥夏羽。見た目には日本で見られるセグロカモメ(現在は英名:Vega Gull、学名:Larus vegae)と極めてよく似ており、ほとんど区別がつきません。

ヨーロッパセグロカモメ7

ヨーロッパセグロカモメ8

ヨーロッパセグロカモメ9

海岸線を飛翔するヨーロッパセグロカモメ(仮称)。翼先端の白色部はスカンジナビア半島からロシア北西部にかけて繁殖する基亜種Larus argentatus argentatusに比べ、 少し小さいのが特徴だそうです。

ヨーロッパセグロカモメ1

ヨーロッパセグロカモメ5

ヨーロッパセグロカモメ6

今日はセグロカモメから分離独立したヨーロッパセグロカモメ(仮称)をご紹介しましたが、カモメ科の鳥たちは近年、分類が大きく見直されており注意が必要です。ちなみに今までキアシセグロカモメの一亜種として分類されていた亜種カスピキアシセグロカモメはカスピアカモメ(英名:Caspian Gull、学名:Larus cachinnans)として別種になっているほか、同じく亜種カザフキアシセグロカモメはニシセグロカモメ(英名:Lesser Black-backed Gull、学名:Larus fuscus)の亜種として、また亜種キアシセグロカモメ(Larus cachinnans mongolicus)はセグロカモメ(英名:Vega Gull、学名:Larus vegae)の亜種として編入されています・・・


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