クロエリヒタキ
タイシリーズの続きで、今日は日本でも迷鳥として2008年に与那国島で記録のあるクロエリヒタキをご紹介します。
クロエリヒタキ(Black-naped Monarch)はインド、ネパール、中国南部、台湾から東南アジアにかけて広く分布する体長約15cmのカササギヒタキ科クロエリヒタキ属の鳥で、分布域により23亜種に分かれており、今回目にしたのはタイ北部から中部にかけて分布する亜種Hypothymis azurea montanaあるいはタイ南西部と南東部に分布する亜種Hypothymis azurea galeritaのどちらかだと思われます。
ケンガチャン国立公園近くの森で目にしたクロエリヒタキの成鳥のオス。同じカササギヒタキ科のサンコウチョウにも似ていますが、全身藍色みの強い青色で、名前のように頸の辺りに黒い帯があるほか、後頭にも黒色部があるのが特徴です。





こちらは若いオスと思われる個体。全体的に青色が薄く、後頭部の黒色部が見られないほか、頸の黒色部もあまりはっきりしません。


こちらはメスのようにも見えますが、頸に黒色部が見えはじめ、嘴も青色みが出ていることから、オスの第1回冬羽と思われます。


今日は昨日のカワリサンコウチョウや日本に夏鳥として渡来するサンコウチョウと同じカササギヒタキ科のクロエリヒタキをご紹介しましたが、亜種は何と23亜種に分かれているということで、かなり留鳥性の強い種であることが分かります。日本に渡来した個体は亜種不明となっていますが、与那国島に近いところというと台湾あるいは中国南東部辺りになりますが、果たしてどこからやって来たのでしょうか・・・
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クロエリヒタキ(Black-naped Monarch)はインド、ネパール、中国南部、台湾から東南アジアにかけて広く分布する体長約15cmのカササギヒタキ科クロエリヒタキ属の鳥で、分布域により23亜種に分かれており、今回目にしたのはタイ北部から中部にかけて分布する亜種Hypothymis azurea montanaあるいはタイ南西部と南東部に分布する亜種Hypothymis azurea galeritaのどちらかだと思われます。
ケンガチャン国立公園近くの森で目にしたクロエリヒタキの成鳥のオス。同じカササギヒタキ科のサンコウチョウにも似ていますが、全身藍色みの強い青色で、名前のように頸の辺りに黒い帯があるほか、後頭にも黒色部があるのが特徴です。





こちらは若いオスと思われる個体。全体的に青色が薄く、後頭部の黒色部が見られないほか、頸の黒色部もあまりはっきりしません。


こちらはメスのようにも見えますが、頸に黒色部が見えはじめ、嘴も青色みが出ていることから、オスの第1回冬羽と思われます。


今日は昨日のカワリサンコウチョウや日本に夏鳥として渡来するサンコウチョウと同じカササギヒタキ科のクロエリヒタキをご紹介しましたが、亜種は何と23亜種に分かれているということで、かなり留鳥性の強い種であることが分かります。日本に渡来した個体は亜種不明となっていますが、与那国島に近いところというと台湾あるいは中国南東部辺りになりますが、果たしてどこからやって来たのでしょうか・・・
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