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ハイイロオウチュウ

ベトナムシリーズの続きで、今日は日本でも記録のあるハイイロオウチュウをご紹介します。

ハイイロオウチュウ(Ashy Drongo)はヒマラヤ、インド、スリランカ、アフガニスタン、中国からミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、バリ、フィリピンにかけて広く分布する体長26~29cmのオウチュウ科オウチュウ属の鳥で、分布域により実に15亜種に分かれています。名前からすると体色はすべて灰色かと思いがちですが、亜種により黒色タイプもおり、識別には注意が必要です。

ベトナム南部のダラット近郊で目にしたハイイロオウチュウ。全身灰色で目の周囲に白色斑がないこと、分布域から考え、タイ中部からインドシナ南部にかけて分布する亜種Dicrurus leucophaeus bondiの可能性が高いと思われます。

ハイイロオウチュウ16

ハイイロオウチュウ17

ハイイロオウチュウ18

ハイイロオウチュウ19

ハイイロオウチュウ10

ハイイロオウチュウ11

こちらはカッティエン国立公園で目にしたハイイロオウチュウ。全身灰色で目の周りに大きな白斑があることから、中国北部・中部・東部で繁殖し、冬季、マレー半島やカンボジアに渡り越冬する亜種Dicrurus leucophaeus leucophaeusと 思われます。

ハイイロオウチュウ4

今日は何れもベトナム南部で目にしたハイイロオウチュウの2亜種をご紹介しましたが、中でも最後にご紹介した亜種Dicrurus leucophaeus leucophaeusは日本で記録のある亜種でもあり、何となく親しみを感じさせてくれます・・・


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