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ヤマザキヒタキ

ベトナムシリーズの続きで、今日は日本には稀な迷鳥として飛来するヤマザキヒタキをご紹介します。

ヤマザキヒタキ(Grey bush Chat)はヒマラヤからインド北部、中国中南部、ミャンマー、タイ、インドシナにかけて分布する体長14~15.5cmのヒタキ科ノビタキ属の鳥で、分布域により次の2亜種に分かれています。
①基亜種Saxicola ferreus ferreus(ヒマラヤからミャンマー、タイ北部、ベトナム中部にかけて繁殖し、非繁殖期はインド北部、ミャンマー南部、インドシナ南部で越冬)
②亜種Saxicola ferreus harington(中国中部・南部で繁殖し、非繁殖期は中国南東部、インドシナ南部で越冬)
両亜種ともに非繁殖期はインドシナ南部で越冬するため、分布域からだけでは判断が難しいと考えましたが、今回目にした中に夏羽のオスが確認できたことから、①基亜種Saxicola ferreus ferreusの可能性が高いと思われました。

ベトナム南部の山岳地帯で目にしたヤマザキヒタキの夏羽のオス。額から背は黒く、灰白色の羽縁があり、これが英名の由来になったものと思われます。

ヤマザキヒタキ23

ヤマザキヒタキ20

ヤマザキヒタキ21

こちらは額から背にかけて暗灰褐色で、腰から尾は橙褐色であることからメスと思われます。

ヤマザキヒタキ1

ヤマザキヒタキ2

ヤマザキヒタキ5

こちらはメスのようにも見えますが、目先から頬がより黒みを帯び、腰から尾に橙褐色みが見られないことからオスの若い個体ではないかと思われます。

ヤマザキヒタキ10

ヤマザキヒタキ12

ヤマザキヒタキ14

今日はヤマザキヒタキの基亜種Saxicola ferreus ferreusと思われる成鳥のオス、成鳥のメス、若オスと思われる3個体をご紹介しましたが、今回訪れたベトナム南部はヤマザキヒタキの2亜種がともに分布している可能性があり、亜種の資料が少ない中で亜種を特定する難しさを痛感しました・・・


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