コサメビタキ

ベトナムシリーズの続きで、今日は日本でもお馴染みのコサメビタキをご紹介します。

コサメビタキ(Asian brown Flycatcher)はシベリア、モンゴル北部、中国北部、朝鮮半島、日本、パキスタン、ブータン、インド、ミャンマー、タイ、ベトナムなどで繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部、インドネシア、フィリピンへ南下し越冬する体長約13cmのヒタキ科サメビタキ属の鳥で、英名のごとく体上面は灰褐色で、白いアイリングがあるのが特徴です。なお、本種は分布域により3亜種に分かれており、今回目にしたのはミャンマー南東部からタイ北西部、ベトナム中南部にかけて分布する亜種Muscicapa dauurica siamensisと思われ、日本に渡来する基亜種Muscicapa dauurica dauuricaに比べ、上面がより褐色みが強く、下面も無地で、アイリングもはっきりしないのが特徴のようです。

カッティエン国立公園で目にしたコサメビタキ。

コサメビタキ1

コサメビタキ3

コサメビタキ4

今日はミャンマー南東部からタイ北西部、ベトナム中南部にかけて留鳥として分布するコサメビタキの亜種Muscicapa dauurica siamensisと思われる個体をご紹介しましたが、一方で、シベリア、モンゴル北部、中国北部、朝鮮半島、日本などで繁殖し、冬季、大スンダ列島、フィリピンなどへ渡り越冬する基亜種Muscicapa dauurica dauuricaが渡りの途中、立ち寄った可能性もあり、亜種の特定は大変難しいと言えます・・・


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