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スペインのハイタカ、ハヤブサ

スペインシリーズの続きで、今日は日本でもお馴染みのハイタカとハヤブサをご紹介します。

最初はハイタカです。

ハイタカ(Eurasian Sparrowhawk)はアフリカ北西部からユーラシア大陸の温帯から亜寒帯にかけての広い地域で繁殖し、冬季、北方の個体はアフリカ北東部から南アジア、東南アジア、東アジアにかけて越冬する体長30~40cmのタカ科ハイタカ属の鳥で、分布域により7亜種に分かれており、今回目にしたのはヨーロッパからシベリア南西部、中央アジアにかけて繁殖し、冬季はアフリカ北東部、アジア南西部にかけて越冬する基亜種Accipiter nisus nisusと思われます。なお、日本にはシベリア北西部から中国北部、日本などで繁殖する亜種ハイタカ(Accipiter nisus nisosimilis)が留鳥として四国以北に分布し、九州以南では冬鳥として知られています。

スペイン南部の山岳地帯で目にした基亜種Accipiter nisus nisusと思われるハイタカ。この個体は眉斑が太く、体上面は褐色みが強く、腮から喉には黒褐色の縦斑があり、白色の体下面には褐色の横斑があることから幼鳥と思われます。

ハイタカ2

ハイタカ1

ハイタカ3

上空を横切って行ったハイタカ。

ハイタカ4

ハイタカ5

ハイタカ6

次はハヤブサです。

ハヤブサ(Peregrine Falcon)は南極大陸をのぞく全世界に分布する体長42~49cmのハヤブサ科ハヤブサ属の鳥で、分布域により16亜種に分かれており、今回目にしたのはユーラシア大陸中北部に分布する基亜種Falco peregrinus peregrinusと思われます。なお、日本では①シベリア北東部から日本にかけて分布する亜種ハヤブサ(Falco peregrinus japonensis)のほか、②アリューシャン列島からアラスカ南部、カナダ北西部にかけて分布する亜種オオハヤブサ(Falco peregrinus pealei)、③アメリカ北部からメキシコにかけて分布する亜種アメリカハヤブサ(Falco peregrinus anatum)、④ラップランドからシベリア北東部にかけて分布する亜種ウスハヤブサ(Falco peregrinus calidus)、⑤1937年を最後に記録がなく、北硫黄島、硫黄島で繁殖するとされていた亜種シマハヤブサ(Falco peregrinus furuitii )の5種が分布するとされています。

スペイン中部の草原で目にした基亜種Falco peregrinus peregrinusと思われるハヤブサ。この個体は体下面に黒褐色の太い縦斑があることから幼鳥と思われます。

ハヤブサ1

よく見ると、何やら獲物を抱えているようです・・・

ハヤブサ2

今日は日本でもお馴染みのハイタカとハヤブサをご紹介しましたが、今回目にした個体は何れも日本では記録のない基亜種であり、そういう目線で見ると、見慣れたこれらの鳥も何となく新鮮に思えてきます・・・


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