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ヨーロッパアマツバメ

スペインシリーズの続きで、今日はヨーロッパアマツバメをご紹介します。

ヨーロッパアマツバメ(Common Swift)はヨーロッパ、アフリカ北部からシベリア中部、中央アジア、中国北部にかけて繁殖し、冬季は南アフリカに渡り越冬する体長17~18cmのアマツバメ科アマツバメ属の鳥で、2亜種に分かれており、今回目にしたのはヨーロッパ西部、アフリカ北部からシベリア中部にかけて分布する基亜種Apus apus apusと思われます。なお、日本では亜種Apus apus pekinensisと思われる個体が迷鳥として2002年に与那国島で記録され、その後も4例確認されたほか、舳倉島でも記録があるようです。

スペイン南部の市街地上空を飛んでいたヨーロッパアマツバメ。全身ほぼ黒褐色で喉はわずかに白っぽく、尾はアマツバメよりもやや長く深い燕尾である点が特徴です。

ヨーロッパアマツバメ1

ヨーロッパアマツバメ3

ヨーロッパアマツバメ6

ヨーロッパアマツバメ7

ヨーロッパアマツバメ8

昨日に続き、同じくアマツバメ科アマツバメ属のヨーロッパアマツバメを紹介しましたが、本種は昨日ご紹介したシロハラアマツバメ同様、長期間にわたり飛び続けることが知られており、スウェーデン・ルンド大学の研究チームによれば、ヨーロッパアマツバメ13羽の背部に超小型データ記録装置を取り付け、飛行状況や加速度、位置情報などを収集した結果、繁殖地を出発し次の繁殖期に戻ってくるまでの10ヵ月間、多くの個体は一度も着地しなかったとのことです。このような特徴はアマツバメ科の鳥に共通しているようで、日本にも夏鳥としてやってくるアマツバメやハリオアマツバメなども普段の生活のほとんどを空中で行い、飛びながら睡眠することもできるようです。アマツバメの仲間がどうしてこのような生活様態をとるようになったのかは不思議ですが、飛ぶことに特化した結果、翼が長くなりすぎ、平らな場所にいると翼がつかえて飛び立てなくなってしまうためと考えられているようです・・・


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