ササゴイ
フィリピンシリーズの続きで、今日はボホール島で目にしたササゴイをご紹介します。
ササゴイ(Striated Heron)はアフリカ、中南米、ユーラシア南部および東部、インドネシア、オーストラリア、ソロモン諸島、日本、パプアニューギニア、フィリピン、マダガスカルなどに広く分布する体長約52cmのサギ科ササゴイ属の鳥で、 分布域により実に21亜種に分かれており、今回フィリピンで目にしたのはパキスタン、インド、スリランカからタイ、フィリピン、大スンダ列島、スラウェシにかけて分布する亜種Butorides striata javanicaと思われます。なお、日本ではシベリア北東部、中国北東部、日本に分布する亜種ササゴイ(Butorides striata amurensis)が夏季に本州、四国、九州に夏鳥として飛来し、冬季になると九州以南で越冬(冬鳥もしくは留鳥)することが知られています。
ボホール島の海岸線で目にしたササゴイ。頭頂から後頭と頬線が青みのある黒色ですが、背や肩羽、頬からの体下面は灰褐色みを帯びていることから冬羽に移行中の個体ではないかと思われます。



海面近くを低空飛翔するササゴイ。



今日はフィリピンで目にしたササゴイをご紹介しましたが、今回、亜種を調べる中で実に21もの亜種が存在することが分かりました。このように多くの亜種が存在する理由としては、本種の分布域がアフリカからオーストラリア、中南米にかけて広範囲であり、その間にまたがるインド洋、太平洋には多くの島嶼が存在していることから島嶼型の亜種が多くなったためと思われます・・・
ご訪問ありがとうございました。
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ササゴイ(Striated Heron)はアフリカ、中南米、ユーラシア南部および東部、インドネシア、オーストラリア、ソロモン諸島、日本、パプアニューギニア、フィリピン、マダガスカルなどに広く分布する体長約52cmのサギ科ササゴイ属の鳥で、 分布域により実に21亜種に分かれており、今回フィリピンで目にしたのはパキスタン、インド、スリランカからタイ、フィリピン、大スンダ列島、スラウェシにかけて分布する亜種Butorides striata javanicaと思われます。なお、日本ではシベリア北東部、中国北東部、日本に分布する亜種ササゴイ(Butorides striata amurensis)が夏季に本州、四国、九州に夏鳥として飛来し、冬季になると九州以南で越冬(冬鳥もしくは留鳥)することが知られています。
ボホール島の海岸線で目にしたササゴイ。頭頂から後頭と頬線が青みのある黒色ですが、背や肩羽、頬からの体下面は灰褐色みを帯びていることから冬羽に移行中の個体ではないかと思われます。



海面近くを低空飛翔するササゴイ。



今日はフィリピンで目にしたササゴイをご紹介しましたが、今回、亜種を調べる中で実に21もの亜種が存在することが分かりました。このように多くの亜種が存在する理由としては、本種の分布域がアフリカからオーストラリア、中南米にかけて広範囲であり、その間にまたがるインド洋、太平洋には多くの島嶼が存在していることから島嶼型の亜種が多くなったためと思われます・・・
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