キバラタイヨウチョウのオス
フィリピンシリーズの続きで、今日は東南アジアではよく見られるキバラタイヨウチョウをご紹介します。
キバラタイヨウチョウ(Olive-backed Sunbird)は中国南部、東南アジアからオーストラリアかけて広く分布する体長11.5cmのタイヨウチョウ科Cinnyris 属の鳥で、分布域により全部で21亜種に分類されていますが、今回目にしたのはフィリピン北部のルソン島と西部・南西部の島々を除くフィリピン全土に分布する基亜種Cinnyris jugularis jugularisと思われます。
セブ島の植物園で目にしたキバラタイヨウチョウのオス。オス・メスともに英名のように背はオリーブ褐色で、腹部は和名のように明るい黄色ですが、オスでは額、喉、上胸が金属光沢のある暗青色である点が異なります。


忙しく動き回り、細く湾曲した嘴で器用に花蜜を吸っていたキバラタイヨウチョウ。





今日は東南アジアを代表するタイヨウチョウ科の鳥、キバラタイヨウチョウをご紹介しましたが、この花蜜を主食とするタイヨウチョウの仲間は分類や系統は異なりますが、形態的には同じく花蜜を主食とするアメリカ大陸のハチドリやオーストラリアのミツスイの仲間とよく似ており、このような類似性は生物学的収斂進化の結果と思われます・・・
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キバラタイヨウチョウ(Olive-backed Sunbird)は中国南部、東南アジアからオーストラリアかけて広く分布する体長11.5cmのタイヨウチョウ科Cinnyris 属の鳥で、分布域により全部で21亜種に分類されていますが、今回目にしたのはフィリピン北部のルソン島と西部・南西部の島々を除くフィリピン全土に分布する基亜種Cinnyris jugularis jugularisと思われます。
セブ島の植物園で目にしたキバラタイヨウチョウのオス。オス・メスともに英名のように背はオリーブ褐色で、腹部は和名のように明るい黄色ですが、オスでは額、喉、上胸が金属光沢のある暗青色である点が異なります。


忙しく動き回り、細く湾曲した嘴で器用に花蜜を吸っていたキバラタイヨウチョウ。





今日は東南アジアを代表するタイヨウチョウ科の鳥、キバラタイヨウチョウをご紹介しましたが、この花蜜を主食とするタイヨウチョウの仲間は分類や系統は異なりますが、形態的には同じく花蜜を主食とするアメリカ大陸のハチドリやオーストラリアのミツスイの仲間とよく似ており、このような類似性は生物学的収斂進化の結果と思われます・・・
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