ソリハシシギ、メダイチドリ
フィリピンシリーズの続きで、今日は同じくオランゴ島の野生動物保護区で目にしたソリハシシギとメダイチドリをご紹介します。
干潟で盛んに採餌していたソリハシシギとメダイチドリ。


こちらは単独で採餌していたソリハシシギ。
ソリハシシギ(Terek sandpiper)はヨーロッパ東部からシべりア北東部で繁殖し、冬季アフリカ大陸から、インド、東南アジア、オーストラリアの沿岸部で越冬する体長約23cmのシギ科ソリハシシギ属の鳥で、日本では旅鳥として春と秋に全国各地に飛来しますが、秋の方が多く見られるようです。
和名のように嘴は長く上に反っており、橙黄色の足が目を引きます。


次はメダイチドリです。
メダイチドリ(Lesser Sand Plover)です。メダイチドリはユーラシア大陸中東部で局地的に繁殖し、冬季はアフリカ東部、中東、東南アジア、オーストラリアへ渡り越冬する体長約20cmのチドリ科チドリ属の鳥で、分布域により5亜種に分かれており、当地では分布域から考えると、シべりア南東部で繁殖し、冬季、台湾からオーストラリアにかけて越冬する亜種モウコメダイチドリ(Charadrius mongolus mongolus)の可能性が高いと思われます。なお、日本ではシベリア北東部で繁殖し、冬季、オーストラリアにかけて越冬する亜種メダイチドリ(Charadrius mongolus stegmanni)が旅鳥として春と秋の渡りの時期に全国的に渡来し、関東地方以西では少数が越冬するようです。
こちらは過眼線の黒色と胸に赤褐色みが僅かに残ることから、夏羽から冬羽に移行中の個体と思われます。

こちらは別個体で、眉斑や胸は淡色みを帯び、上面に淡色の羽縁があることから幼鳥と思われます。

今日までフィリピン観光の合間にセブ島およびマクタン島、オランゴ島で目にした鳥たちをご紹介してきましたが、今度また訪れる機会があれば、渡り鳥が本格的に渡来する秋~冬にかけて訪れてみたいと思います・・・
ご訪問ありがとうございました。
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干潟で盛んに採餌していたソリハシシギとメダイチドリ。


こちらは単独で採餌していたソリハシシギ。
ソリハシシギ(Terek sandpiper)はヨーロッパ東部からシべりア北東部で繁殖し、冬季アフリカ大陸から、インド、東南アジア、オーストラリアの沿岸部で越冬する体長約23cmのシギ科ソリハシシギ属の鳥で、日本では旅鳥として春と秋に全国各地に飛来しますが、秋の方が多く見られるようです。
和名のように嘴は長く上に反っており、橙黄色の足が目を引きます。


次はメダイチドリです。
メダイチドリ(Lesser Sand Plover)です。メダイチドリはユーラシア大陸中東部で局地的に繁殖し、冬季はアフリカ東部、中東、東南アジア、オーストラリアへ渡り越冬する体長約20cmのチドリ科チドリ属の鳥で、分布域により5亜種に分かれており、当地では分布域から考えると、シべりア南東部で繁殖し、冬季、台湾からオーストラリアにかけて越冬する亜種モウコメダイチドリ(Charadrius mongolus mongolus)の可能性が高いと思われます。なお、日本ではシベリア北東部で繁殖し、冬季、オーストラリアにかけて越冬する亜種メダイチドリ(Charadrius mongolus stegmanni)が旅鳥として春と秋の渡りの時期に全国的に渡来し、関東地方以西では少数が越冬するようです。
こちらは過眼線の黒色と胸に赤褐色みが僅かに残ることから、夏羽から冬羽に移行中の個体と思われます。

こちらは別個体で、眉斑や胸は淡色みを帯び、上面に淡色の羽縁があることから幼鳥と思われます。

今日までフィリピン観光の合間にセブ島およびマクタン島、オランゴ島で目にした鳥たちをご紹介してきましたが、今度また訪れる機会があれば、渡り鳥が本格的に渡来する秋~冬にかけて訪れてみたいと思います・・・
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