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キアシセグロカモメ

ブルガリアシリーズの続きで、今日はキアシセグロカモメをご紹介します。

キアシセグロカモメ(Yellow-legged Gull)は従来はアゾレス諸島、カナリア諸島から地中海・黒海・カスピ海沿岸を経て中央アジアまでの地域で繁殖し、冬季はヨーロッパ、アフリカ北部、紅海・ペルシア湾周辺と中国南部の沿岸に渡り越冬する体長52~58cmのカモメ科カモメ属の鳥として分類されていましたが、カモメ科の鳥は近年分類が大きく見直されており、現在.IOC(国際鳥類学会議)では、亜種カスピキアシセグロカモメはカスピアカモメ(英名:Caspian Gull、学名:Larus cachinnans)として別種にしているほか、同じく亜種カザフキアシセグロカモメはニシセグロカモメ(英名:Lesser Black-backed Gull、学名:Larus fuscus)の亜種として、また亜種キアシセグロカモメ(Larus cachinnans mongolicus)はセグロカモメ(英名:Vega Gull、学名:Larus vegae)の亜種として編入しており、現在のキアシセグロカモメは学名もLarus michahellisとなり、ヨーロッパ西南部、アフリカ北西部、地中海沿岸、アゾレス諸島、マデリア諸島。カナリー諸島に分布する2亜種だけになっています。

黒海沿岸部で目にしたヨーロッパ西南部、アフリカ北西部、地中海沿岸で繁殖する基亜種キアシセグロカモメ(Larus michahellis michahellis)の成鳥夏羽。

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黄色い嘴には赤い斑があり、脚は名前のように鮮やかな黄色をしています。

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こちらは飛翔する成鳥の夏羽。

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こちらは嘴が黒く、翼上面は黒褐色で、胸には暗色の縦斑があることから幼鳥と思われます。

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今日はヨーロッパ西南部、アフリカ北西部、地中海沿岸で繁殖する基亜種キアシセグロカモメ(Larus michahellis michahellis)をご紹介しましたが、従来、日本で記録されていたキアシセグロカモメの3亜種(キアシセグロカモメ、カスピキアシセグロカモメ、カザフキアシセグロカモメ)は現在、何れも別種になっているため、今後、キアシセグロカモメ(Yellow-legged Gull)は日本鳥類目録から外れてしまうのではないかと思われます・・・


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