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ニシコクマルガラス

ブルガリアシリーズの続きで、今日はニシコクマルガラスをご紹介します。

ニシコクマルガラス(Western Jackdaw)はアフリカ北西部、ヨーロッパのほぼ全域からシベリア中南部、中国西部にかけて広く分布する体長30~34cmのカラス科コクマルガラス属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回、ブルガリアで目にしたのは後頸が灰白色に見えることから、ヨーロッパ東部・南東部からシベリア中南部、中国西部にかけて分布する亜種Coloeus monedula soemmerringiiと思われます。なお、日本では迷鳥として1986年に天売島、1996年~1997年に北海道・浜中町での2例の記録がありますが、何れも後頸が淡い灰白色であったことから今回、ブルガリアで目にしたものと同じ亜種Coloeus monedula soemmerringii と考えられています。

農村地帯で目にしたニシコクマルガラスの成鳥。虹彩が銀灰色なのが本種の特徴で、全身ほぼ真っ黒ですが後頭部から頸にかけては灰白色です。

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下面を膨らませると、後頭部から頸にかけてと同様、灰白色であることがよく分かります。

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こちらは全身、黒白のまだら模様の幼鳥。虹彩も成鳥のように白くはありません。

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今日はブルガリアで目にしたヨーロッパ東部・南東部からシベリア中南部、中国西部にかけて分布するニシコクマルガラスの亜種Coloeus monedula soemmerringiiと思われる個体をご紹介しましたが、ご参考までに以前スペイン南部で目にしたヨーロッパ西部・南部、アフリカ北西部に分布する亜種Coloeus monedula spermologusのブログをご紹介します・・・

ニシコクマルガラス(スペイン:亜種spermologus)


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