インドハッカ
石垣シリーズの続きで、今日はインドハッカをご紹介します。
インドハッカ(Common Myna)はカザフスタン南部、トルクメニスタン、イラン東部から中国南部、インドシナ、マレー半島、インド南部、スリランカにかけて自然分布するムクドリ科ハッカチョウ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、スリランカを除くエリアでは基亜種Acridotheres tristis tristisが、スリランカでは亜種Acridotheres tristis melanosternusが分布しているとされていますが、自然分布域以外にもオーストラリア、南アフリカ、ニュージーランド、マレーシア、ハワイ、東南アジアなど各地に移入されています。日本では本州、四国、九州、南西諸島で記録があり、その多くは篭脱けと考えられていますが、近年は移入された台湾で二次的に増加した個体が八重山諸島(石垣島など)にも及んでいると考えられています。
そんなインドハッカですが、牛舎の近くに姿を見せてくれました。和名(別名カバイロハッカ)のごとく全体的に樺色(赤みを帯びた黄色)で、眼の周囲から頬は濃黄色の皮膚が露出し、独特の風貌を醸し出しています。








今日は台湾に移入された後、二次的に増加した個体が当地に飛来し、一部繁殖していると思われるインドハッカをご紹介しましたが、日本で記録されている多くは飼育下から逃げ出したものが野生化し繁殖しているもので、まだ問題となる個体数には至っていないようですが、世界的には分布域を広げており、世界の侵略的外来種ワースト100のなかに本種をあげるほど拡大しているようです・・・
ご訪問ありがとうございました。
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インドハッカ(Common Myna)はカザフスタン南部、トルクメニスタン、イラン東部から中国南部、インドシナ、マレー半島、インド南部、スリランカにかけて自然分布するムクドリ科ハッカチョウ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、スリランカを除くエリアでは基亜種Acridotheres tristis tristisが、スリランカでは亜種Acridotheres tristis melanosternusが分布しているとされていますが、自然分布域以外にもオーストラリア、南アフリカ、ニュージーランド、マレーシア、ハワイ、東南アジアなど各地に移入されています。日本では本州、四国、九州、南西諸島で記録があり、その多くは篭脱けと考えられていますが、近年は移入された台湾で二次的に増加した個体が八重山諸島(石垣島など)にも及んでいると考えられています。
そんなインドハッカですが、牛舎の近くに姿を見せてくれました。和名(別名カバイロハッカ)のごとく全体的に樺色(赤みを帯びた黄色)で、眼の周囲から頬は濃黄色の皮膚が露出し、独特の風貌を醸し出しています。








今日は台湾に移入された後、二次的に増加した個体が当地に飛来し、一部繁殖していると思われるインドハッカをご紹介しましたが、日本で記録されている多くは飼育下から逃げ出したものが野生化し繁殖しているもので、まだ問題となる個体数には至っていないようですが、世界的には分布域を広げており、世界の侵略的外来種ワースト100のなかに本種をあげるほど拡大しているようです・・・
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