舳倉島を訪れる鳥たち・・・マミジロタヒバリ、コマミジロタヒバリ、タイワンハクセキレイ、マミジロツメナガセキレイ

舳倉島シリーズの続きで、今日はセキレイ科の鳥たちをご紹介します。

最初はマミジロタヒバリ(Australasian pipit)です。マミジロタヒバリは日本には旅鳥または冬鳥として北海道から九州の平地、丘陵地の草原と、農耕地、牧草地、河川、埋め立て地などに生息し、主に西日本での記録が多いほか、日本海側の島嶼や南西諸島では毎年記録され、九州南部や南西諸島では越冬するものもいるようです。

民宿近くの草地にいたマミジロタヒバリ。全長約18cm程の大きさで、眉斑は淡褐色で明瞭。喉から下尾筒までの体下面は白っぽいのが特徴です。

マミジロタヒバリ1

マミジロタヒバリ2

次はコマミジロタヒバリ(Blyth's Pipit)と思われる個体です。コマミジロタヒバリは数少ない旅鳥として北海道、本州、日本海側の島嶼、南西諸島の農耕地、牧草地、草地など開けた環境に生息し、マミジロタヒバリより一回り小さく(全長約17cm)、全身淡褐色で頭頂、背、胸に黒褐色の縦斑があり、嘴はより細く、上嘴の鼻孔付近に凹みがあり、中雨覆の軸斑はハート型の下側のような形をしているようです。

同じく民宿近くの草地にいたコマミジロタヒバリと思われる個体。自信を持って特定できた訳ではありませんが、諸々の特徴と消去法からコマミジロタヒバリと思われました。

コマミジロタヒバリ1

コマミジロタヒバリ2

よく見ると、上嘴の鼻孔付近に凹みがあるように見えます。

タヒバリ4

次は亜種タイワンハクセキレイ(White Wagtail)です。ハクセキレイは11亜種に分類されますが、その一つ亜種タイワンハクセキレイはロシア(中央シベリア高原以東のシベリア・極東地域)およびアラスカ西岸に分布し、日本国内にも少数が分布しています。過眼線があるなど容姿は亜種ハクセキレイと酷似していますが、本亜種は胸部の黒色が嘴の下までつながる点で判別することができます。

港近くの草地にいた亜種タイワンハクセキレイ。正面から見ると胸部の黒色が嘴の下までつながっていることがよく分かります。

タイワンハクセキレイ2

タイワンハクセキレイ1

次は亜種マミジロツメナガセキレイ(Yellow Wagtail)です。ツメナガセキレイは全部で5亜種に分類されていますが、アフリカ大陸、ユーラシア大陸、アイルランド、インドネシア、アメリカ合衆国(アラスカ州)、日本、フィリピンに分布し、夏季にユーラシア大陸中緯度地方以北、アラスカで繁殖し、冬季はアフリカ大陸、ユーラシア大陸南部、インドネシアなどへ渡り越冬。日本では主に渡りの途中に旅鳥として飛来。夏季に亜種ツメナガセキレイが北海道で繁殖し、冬季に亜種キタツメナガセキレイが越冬のため主に沖縄県に飛来することで知られています。

渡りの途中、海岸近くの岩場に立ち寄った亜種マミジロツメナガセキレイ。頭頂から後頸が青みがかった暗灰色の羽毛で覆われ、頬は青みがかった暗灰色。眉斑や喉が白いのが特徴です。

マミジロツメナガセキレイ1

マミジロツメナガセキレイ2

今日は舳倉島をに立ち寄ったセキレイ科の鳥4種をご紹介しましたが、何れも関東ではほとんど見ることができない鳥であり、そういう意味ではやはり日本海側の島嶼は魅力あふれるところと言えます・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真 ブログランキングへ
     ↑ ↑
気に入って頂けましたらクリックをお願いします。
スポンサーサイト

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

shumishan

Author:shumishan
自然大好き人間です。
自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


    ↑ ↑
鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリック宜しくお願いします。

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
月別アーカイブ
検索フォーム
カテゴリ
リンク
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる