舳倉島を訪れる鳥たち・・・コムクドリ、ホオアカ、コホオアカ、シベリアアオジ

今日まで舳倉島およびその道中で出会った鳥たちをご紹介してきましたが、シリーズの最後に今日はコムクドリ、ホオアカ、コホオアカ、シベリアアオジをご紹介します。

最初はコムクドリ(Chestnut-cheeked Starling)です。コムクドリは千島列島、サハリン南部、日本で繁殖し、冬季はフィリピン、ボルネオ島北部などに渡って越冬。日本では夏鳥として北海道、本州北部で繁殖しますが、渡りの時期には本州中部以南の地域でも見られるようです。

群れで枝にとまっていたコムクドリ。

コムクドリ1

コムクドリ2

こちらは島に到着して間がないのか、疲れて道路で休んでいたペアー(右がオス、左がメス)。オスでは英名のように栗色の頬に特徴があります。

コムクドリ3

コムクドリ4

次はコホオアカ(Little Bunting)です。コホオアカはスカンジナビア半島北部からロシア、シベリア、カムチャッカ半島で繁殖し、冬季はネパール東部、インド北東部からインドシナ北部、中国南部、台湾に渡り、日本では数少ない旅鳥または冬鳥として全国で記録があり、特に日本海側の島嶼部や南西諸島では春秋の渡りの時期に毎年記録されているようです。

民宿近くの草地にいたコホオアカ。よく似たホオアカは全長約16cmで頬だけが赤褐色であるのに対し、コホオアカのほうは全長約12.5cmと小さく、顔全体が赤褐色である点で識別することができます。

コホオアカ1

コホオアカ2

コホオアカ3

次はホオアカ(Chestnut-eared Bunting)です。ホオアカはインド、タイ、韓国、中国、北朝鮮、日本、ネパール、パキスタン、ベトナム、ミャンマー、モンゴル、ラオス、ロシア南東部に分布し、日本では留鳥または漂鳥として北海道から九州までの平地から山地の草原、農耕地、干拓地などに生息し、北海道や東北では夏鳥、本州中部の太平洋岸から西日本では農耕地などで越冬することが知られています。

同じく民宿近くの草地にいたホオアカのオス。頬は赤褐色で腹に茶褐色の斑紋があるのが特徴です。

ホオアカ1

最後は基亜種シベリアアオジ(Black-faced Bunting)です。アオジはインド北部、中国、台湾、北朝鮮、日本、ネパール、ブータン、ロシア南東部に分布し、日本では亜種アオジが北海道や本州中部以北で繁殖し、中部以西で越冬。また少数ながら基亜種シベリアアオジが越冬や渡りの途中に主に本州の日本海側や九州に飛来することが知られています。

水場にやって来た基亜種シベリアアオジ。亜種アオジに比べ下面は淡黄色の羽毛で覆われ、オスでは頭部と胸部が暗灰色の羽毛で覆われています。

シベリアアオジ4

シベリアアオジ3

民宿近くの草地にいた基亜種シベリアアオジ。

シベリアアオジ5

今日まで長々と舳倉島およびその道中で出会った鳥たちをご紹介してきましたが、今年は舳倉島に限らず飛島や粟島など日本海側の島嶼では鳥の飛来が今一つの感がありますが、それでもそんな中、シマノジコやシマゴマ、アカマシコ、コウライウグイス、シロハラホオジロ、キマユホオジロなど珍し系の幾つかを見ることができました。春秋の渡りの中継地、舳倉島はまた時期をずらして訪れてみたいところです・・・


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