小笠原の鳥たち・・・カツオドリ、アカアシカツオドリ
昨日までは小笠原で出会った陸の鳥たちをご紹介しましたが、今日からは小笠原航路、母島航路、硫黄島3島巡りなどで出会った海鳥たちをご紹介します。
最初はカツオドリ(Brown booby)です。カツオドリはインド洋、南大西洋、太平洋西部および中東部、カリブ海に分布し、日本では亜種カツオドリが仲御神島、伊豆諸島、硫黄列島、小笠原諸島、草垣群島、尖閣諸島などで繁殖しています。
船と並走して飛んでいたカツオドリのオス。オスは眼の周囲にある露出した皮膚が黄緑色であることから識別することができます。
間近を飛んでいったカツオドリ。近くで見るカツオドリは力強く迫力があります。
カツオドリは船に驚いて飛び出して行くトビウオを狙って急降下を繰り返していましたが、これはその後、海面から飛び上がる様子です。
こちらは眼の周りの裸出部が黄色のメス。オス同様、船に並走して飛んでいました。
次はアカアシカツオドリ(Red-footed booby)です。アカアシカツオドリはインド洋、大西洋、太平洋の熱帯および亜熱帯の海域に分布し、日本では亜種アカアシカツオドリが八重山諸島の仲御神島でごく少数が繁殖するほか、南硫黄島でも繁殖の可能性が高いようです。
全身が白く、嘴は青灰色で嘴の基部はピンク色がかり、足は赤い亜種アカアシカツオドリ。
間近を飛んでいった亜種アカアシカツオドリ。カツオドリ同様、近くを飛ぶと迫力があります、
今日はカツオドリの仲間2種をご紹介しましたが、和名はカツオなどの大型魚類に追われて海面付近に上がってきた小魚を狙って集まる事から、漁師からカツオなどの魚群を知らせる鳥とみなされた事が由来のようで、一方、英名のbooby(間抜けの意味)は陸上でぎこちなく歩く姿や、まるで警戒心のない様子から名付けられたと言われ、ゴルフの「ブービー賞」の名のもとにもなっています。
なお、蛇足ですが、ゴルフではbooby(カツオドリ)以外にもbirdie(小鳥)、eagle(ワシ)、albatross(アホウドリ)など、鳥に関連した名前が使われていますが、考えてみると不思議です・・・
ご訪問ありがとうございました。
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最初はカツオドリ(Brown booby)です。カツオドリはインド洋、南大西洋、太平洋西部および中東部、カリブ海に分布し、日本では亜種カツオドリが仲御神島、伊豆諸島、硫黄列島、小笠原諸島、草垣群島、尖閣諸島などで繁殖しています。
船と並走して飛んでいたカツオドリのオス。オスは眼の周囲にある露出した皮膚が黄緑色であることから識別することができます。
間近を飛んでいったカツオドリ。近くで見るカツオドリは力強く迫力があります。
カツオドリは船に驚いて飛び出して行くトビウオを狙って急降下を繰り返していましたが、これはその後、海面から飛び上がる様子です。
こちらは眼の周りの裸出部が黄色のメス。オス同様、船に並走して飛んでいました。
次はアカアシカツオドリ(Red-footed booby)です。アカアシカツオドリはインド洋、大西洋、太平洋の熱帯および亜熱帯の海域に分布し、日本では亜種アカアシカツオドリが八重山諸島の仲御神島でごく少数が繁殖するほか、南硫黄島でも繁殖の可能性が高いようです。
全身が白く、嘴は青灰色で嘴の基部はピンク色がかり、足は赤い亜種アカアシカツオドリ。
間近を飛んでいった亜種アカアシカツオドリ。カツオドリ同様、近くを飛ぶと迫力があります、
今日はカツオドリの仲間2種をご紹介しましたが、和名はカツオなどの大型魚類に追われて海面付近に上がってきた小魚を狙って集まる事から、漁師からカツオなどの魚群を知らせる鳥とみなされた事が由来のようで、一方、英名のbooby(間抜けの意味)は陸上でぎこちなく歩く姿や、まるで警戒心のない様子から名付けられたと言われ、ゴルフの「ブービー賞」の名のもとにもなっています。
なお、蛇足ですが、ゴルフではbooby(カツオドリ)以外にもbirdie(小鳥)、eagle(ワシ)、albatross(アホウドリ)など、鳥に関連した名前が使われていますが、考えてみると不思議です・・・
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