鵜飼の鵜はウミウ

お盆のお墓参りのついでに長良川の鵜飼を見てきましたので、今日はそんな鵜飼をご紹介したいと思います。

起源を1300年ほど前までさかのぼることができる長良川の鵜飼ですが、江戸時代においては徳川幕府および尾張家の庇護のもとに行われ、明治維新後は一時有栖川宮御用、1890年に宮内省主猟寮属、そして現在は宮内庁の直轄となり、岐阜市ならびに関市の長良川鵜飼は宮内庁式部職である鵜匠によって行われています。

今回そんな鵜飼を久し振りに見に行きましたが、その日はあいにく台風11号の影響で増水しており、観覧船も岸に係留したまま見物することになってしまいました。

かがり火の下、巧みに鵜を操る鵜匠。舳先で焚かれるかがり火が照明のほかに鮎を驚かせる役割を担っており、かがり火の光に驚き動きが活発になった鮎は鱗が光に反射し鵜に捕えられてしまうそうです。鵜の喉には紐が巻かれており、ある大きさ以上の鮎は完全に飲み込むことができなく、鵜匠はそれを吐き出させて漁を行います。

鵜飼1

鵜飼2

かがり火に照らし出された鵜。

鵜飼3

8羽の鵜を巧みに操る鵜匠。

鵜飼4

6隻の鵜舟がそれぞれ漁を行う様を見た後は、6隻の鵜舟が川幅いっぱいに横隊となり一斉に鮎を浅瀬に追い込む「総がらみ」という鵜飼のクライマックスが始まります。暗闇の中、遠くて詳しいことは分かりませんが、6隻の小舟が連携して漁を行う様は幻想的な雰囲気を醸し出していました。

鵜飼5

鵜飼6

鵜飼7

今日は岐阜を代表する伝統的な漁法、鵜飼をご紹介しましたが、この鵜飼に使われる鵜は「ウミウ」であることをご存知でしょうか?今回、たまたま鵜飼を経験したお陰で、その理由を調べてみました。
理由の一つは体の大きさで、ウミウが体重4kg程なのに対しカワウは体重が3kg程度しかなく、体が大きいほうがより深く潜れ、一度にたくさんの魚を捕ることができるためと言われています。また、留鳥のカワウに対しウミウは渡り鳥であり、渡り鳥であることは渡りの到着ポイントさえ押さえておけば、捕獲するのが比較的簡単な事も理由の一つのようです。
日本がルーツと言われる伝統的な漁法・鵜飼ですが、それにしても古代の人たちの知恵には驚かされます・・・


ご訪問ありがとうございました。

ブログランキングに参加しています。応援クリック宜しくお願いいたします。
 ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ
    
スポンサーサイト

テーマ : ある日の風景や景色
ジャンル : 写真

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ケノーベルからリンクのご案内(2014/08/18 08:46)

岐阜市エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

shumishan

Author:shumishan
自然大好き人間です。
自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


    ↑ ↑
鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリック宜しくお願いします。

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
月別アーカイブ
検索フォーム
カテゴリ
リンク
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる