ハイイロチュウヒ

トカラシリーズの続きで、今日は渡りの途中、島に立ち寄ったハイイロチュウヒをご紹介します。

ハイイロチュウヒ(Hen Harrier)は北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季は北アメリカ大陸南部から南アメリカ大陸北部、アフリカ大陸北部、ユーラシア大陸中部に移動し越冬するほか、ヨーロッパでは周年生息しています。日本では越冬のため冬鳥として飛来しますが、局地的であり個体数はそれほど多くはないようです。

そんなハイイロチュウヒですが、繁殖地であるユーラシア大陸北部に向かう途中、島に立ち寄ってくれたようです。牧場で獲物を探して低空飛翔するハイイロチュウヒのメス。

ハイイロチュウヒ6

ハイイロチュウヒ7

ハイイロチュウヒ8

ハイイロチュウヒ9

こちらは上空を通過していった同じ個体。

ハイイロチュウヒ1

ハイイロチュウヒ2

ハイイロチュウヒ3

ハイイロチュウヒ4

ハイイロチュウヒ5

今日は渡りの途中、島に立ち寄ったハイイロチュウヒをご紹介しましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)では従来のハイイロチュウヒのうち、北米で繁殖する個体群を別種Northern Harrier(Circus hudsonius)として分離独立させています。ご参考までに、以前カナダのバンクーバーで撮影したNorthern Harrierの記事をご紹介します。

http://shumishan.blog.fc2.com/blog-date-20150520.html


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亜種シベリアアオジ

トカラシリーズの続きで、今日は亜種シベリアアオジをご紹介します。

アオジ(Black-faced Bunting)は夏季に中国、ロシア南東部、朝鮮半島、北部で繁殖し、冬季になると中国南部、台湾、インドシナ半島などへ南下し越冬する体長約16cmのホオジロ科ホオジロ属の鳥で、全部で3亜種に分れており、日本では亜種アオジ(Emberiza spodocephala personata)が北海道や本州中部以北で繁殖し中部以西で越冬するほか、中国東部・南部で繁殖する亜種シベリアアオジ(Emberiza spodocephala spodocephala)が数少ない旅鳥として主に日本海側の島嶼や南西諸島で記録があります。

島の林道で目にした亜種シベリアアオジの夏羽のオス。頭部が暗緑灰色で、眼先、腮は黒色、腹以下は淡い黄色で、その境界は明瞭なのが特徴です。

シベリアアオジ1

シベリアアオジ2

シベリアアオジ3

シベリアアオジ4

こちらは海岸線で目にした同じく亜種シベリアアオジのオスと思われる個体。背中側しか見ることができませんでしたが、腹以下が淡い黄色であることから亜種シベリアアオジと思われます

シベリアアオジ7

シベリアアオジ6

こちらは同じく海岸線で目にした亜種シベリアアオジのメスと思われる個体。

シベリアアオジ10

シベリアアオジ11

シベリアアオジ12

今日は中国東部・南部で繁殖し、日本では数少ない旅鳥として主に日本海側の島嶼や南西諸島で記録がある亜種シベリアアオジをご紹介しましたが、このような鳥に比較的簡単に出会えるのも、このような島ならであります・・・


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夏羽のアカガシラサギ

トカラシリーズの続きで、今日は夏羽のアカガシラサギをご紹介します。

アカガシラサギ(Chinese Pond Heron)はインドネシア、カンボジア、タイ、中国南東部、台湾、日本、ベトナム、マレーシア、ミャンマー東部、ラオスなどに分布する体長約45cmのサギ科アカガシラサギ属の鳥で、夏季に中国中東部で繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬。日本では冬季に越冬のため主に南西諸島に少数が飛来するほか、他の地域でも渡りの途中に飛来することが知られています。

島内の牧場で目にした夏羽のアカガシラサギ。夏羽では頭部から後頸が赤褐色で長い冠羽があり、嘴基部も婚姻色で青みを帯びています。

アカガシラサギ1

アカガシラサギ4

アカガシラサギ5

アカガシラサギ6

アカガシラサギ7

こちらに気付いたのか、突然飛び出しました・・・

アカガシラサギ8

アカガシラサギ9

今日は夏羽のアカガシラサギをご紹介しましたが、アカガシラサギに限らず繁殖期の鳥たちは実に羽衣が美しく、見る者の心を引きつけます・・・


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亜種ツメナガセキレイ、亜種マミジロツメナガセキレイ

トカラシリーズの続きで、今日はツメナガセキレイの2亜種をご紹介します。

ツメナガセキレイ(Yellow Wagtail)は夏季にユーラシア大陸中部以北、アラスカで繁殖し、冬季はアフリカ大陸、ユーラシア大陸南部、インドネシアなどへ渡り越冬。日本では5亜種(ツメナガセキレイ、キタツメナガセキレイ、シベリアツメナガセキレイ、マミジロツメナガセキレイ、カオジロツメナガセキレイ)の記録があり、渡りの時期に日本海側の島嶼や南西諸島で比較的よく見られるほか、亜種ツメナガセキレイが北海道で繁殖し、冬季に亜種キタツメナガセキレイが越冬のため主に沖縄県に飛来することが知られています。

渡りの途中、島に立ち寄った夏羽の亜種ツメナガセキレイ。眉斑、腮以下の体下面が黄色なのが特徴です

ツメナガセキレイ1

ツメナガセキレイ2

こちらは眉斑が白く、外頬線も白いことから亜種マミジロツメナガセキレイと思われます。

ツメナガセキレイ3

ツメナガセキレイ4

キセキレイのメスとのツーショット。キセキレイは尾羽が長く、体長は約20cm程ありますが、かたや亜種マミジロツメナガセキレイは尾羽もやや短く、体長も約17cmと小型です。

ツメナガセキレイ5

ツメナガセキレイ6

今日は渡りの途中、島に立ち寄った亜種ツメナガセキレイと亜種マミジロツメナガセキレイをご紹介しましたが、現在IOC(国際鳥類学会議)ではツメナガセキレイ(Yellow Wagtail)をEastern Yellow Wagtail(Motacilla tschutschensis)と Western Yellow Wagtail(Motacilla flava)の2種に分けており、将来的には従来の亜種ツメナガセキレイや亜種マミジロツメナガセキレイはEastern Yellow Wagtail(ヒガシツメナガセキレイ?)の亜種となるものと思われます・・・


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ツバメチドリ

トカラシリーズの続きで、今日はツバメチドリをご紹介します。

ツバメチドリ(Oriental Pratincole)は夏季に中国東部やロシア南東部、ヒマラヤ山脈などで繁殖し、冬季になると東南アジアやオーストラリア北部へ南下し越冬する体長約25cmのツバメチドリ科ツバメチドリ属の鳥で、日本では旅鳥または夏鳥として渡来し、関東以南では局地的に繁殖しているようです。

そんなツバメチドリですが、渡りの途中、島に立ち寄ってくれたようで、海岸線でその美しい姿を見ることができました。嘴基部の赤色が目立つ夏羽のツバメチドリ。

ツバメチドリ2

ツバメチドリ1

飛翔するツバメチドリ。和名のように飛翔する姿はツバメによく似ています・・・

ツバメチドリ3

ツバメチドリ4

今日は渡りの途中、島に立ち寄ってくれた夏羽のツバメチドリをご紹介しましたが、当地で体力を回復した後は大陸あるいは日本の繁殖地を目指し飛び立っていくものと思われます・・・


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