アジアマミハウチワドリ

タイシリーズの続きで、今日はアジアマミハウチワドリをご紹介します。

アジアマミハウチワドリ(Plain Prinia)はアフガニスタン東部、パキスタン、インドから中国、東南アジアにかけて広く分布する体長13.5~15cmのセッカ科ハウチワドリ属の鳥で、分布域により10亜種に分かれており、今回目にしたのはミャンマー南部からインドシナ中南部にかけて分布する亜種Prinia inornata herbertiと思われます。和名のマミは眉斑が青白くて目立つことから、ハウチワドリは長い尾羽を扇型のように広げることから名付けられたようです。

タイ中部の草原で目にしたアジアマミハウチワドリ。

アジアマミハウチワドリ5

アジアマミハウチワドリ6

アジアマミハウチワドリ7

こちらの個体は嘴の色が淡く、体上面も淡褐色であることから幼鳥と思われます。

アジアマミハウチワドリ1

アジアマミハウチワドリ2

アジアマミハウチワドリ3

アジアマミハウチワドリはかってはアフリカのサハラ砂漠以南に生息する(アフリカ)マミハウチワドリ(Tawny-flanked Prinia)と同種と考えらえていたため、単にマミハウチワドリと呼ばれていましたが、現在はそれぞれが別種とされ、アジアに生息する種はアジアマミハウチワドリとなっています。それにしても分類が変わると特に和名はややこしくなりますね・・・


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ホオアカコバシタイヨウチョウ

タイシリーズの続きで、今日は同じくタイヨウチョウの仲間、ホオアカコバシタイヨウチョウをご紹介します。

ホオアカコバシタイヨウチョウ(Ruby-cheeked Sunbird)はネパール、バングラデシュから中国南部、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ジャワ、ボルネオにかけ広く分布する体長10.5~11cmのタイヨウチョウ科ホオアカコバシタイヨウチョウ属の鳥で、分布域により11亜種に分かれており、今回目にしたのはミャンマー南部からマレー半島北部にかけて分布する亜種Chalcoparia singalensis internotaと思われます。オス・メスともに喉から胸がオレンジ色ですが、オスは頭部からの上面が緑色で、頬がルビーのような赤色であることが名前の由来になっています。

ケンガチャン国立公園で目にしたホオアカコバシタイヨウチョウのメス。光が当たると喉から胸にかけてのオレンジ色が美しく輝いて見えます。

ホオアカコバシタイヨウチョウ1

ホオアカコバシタイヨウチョウ2

ホオアカコバシタイヨウチョウ4

ホオアカコバシタイヨウチョウ5

ホオアカコバシタイヨウチョウ7

ホオアカコバシタイヨウチョウ8

今日は、かってはコバシタイヨウチョウ属に属し、現在はホオアカコバシタイヨウチョウ属(1属1種)に変更になったホオアカコバシタイヨウチョウのメスをご紹介しましたが、本種のオスは頭部から上面が緑色で、頬がルビー色の美しい鳥として知られており、次回は是非この美しいオスを見てみたいものです・・・


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キバラタイヨウチョウ

タイシリーズの続きで、今日はキバラタイヨウチョウをご紹介します。

キバラタイヨウチョウ(Olive-backed Sunbird)は中国南部、東南アジアからオーストラリアかけて広く分布する体長11.5cmのタイヨウチョウ科Cinnyris 属の鳥で、分布域により全部で21亜種に分類されていますが、今回目にしたのはミャンマー、タイ、カンボジア、マレー半島北部に分布する亜種Cinnyris jugularis flammaxillarisと思われます。

ロッジの庭に花蜜を吸いにやって来たキバラタイヨウチョウのオス。オス・メスともに英名のように背はオリーブ褐色で、腹部は和名のように明るい黄色ですが、オスでは額、喉、上胸が金属光沢のある暗青色である点が異なります。

キバラタイヨウチョウ1

キバラタイヨウチョウ2

キバラタイヨウチョウ3

キバラタイヨウチョウ4

光が当たると喉から胸にかけての暗青色が美しく光り輝きます・・・

キバラタイヨウチョウ5

キバラタイヨウチョウ6

今日は東南アジアを代表するタイヨウチョウ科の鳥、キバラタイヨウチョウをご紹介しましたが、この花蜜を主食とするタイヨウチョウの仲間は、分類や系統は異なりますが、形態的には同じく花蜜を主食とするアメリカ大陸のハチドリやオーストラリアのミツスイの仲間ともよく似ており、このような類似性は同じく系統の異なるツバメとアマツバメの関係同様、生物学的収斂進化の結果と思われます・・・


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ズアカミユビゲラ

タイシリーズの続きで、今日はズアカミユビゲラをご紹介します。

ズアカミユビゲラ(Common Flameback)はインドから中国南部、東南アジアのほぼ全域にかけて分布する体長28~30cmのキツツキ科ズアカミユビゲラ属の鳥で、全部で5亜種に分かれており、今回目にしたのはインド北西部、バングラデシュから中国中南部、ミャンマー、インドシナにかけて分布する亜種Dinopium javanense intermediumと思われます。

ケンガチャン国立公園で一瞬目にしたズアカミユビゲラのオス。名前のように頭頂が燃えるような赤色で、黒い縞模様の顔と黄金色の背中がとても印象的です。

ズアカミユビゲラ6

今日はズアカミユビゲラの亜種Dinopium javanense intermedium(インド北西部、バングラデシュから中国中南部、ミャンマー、インドシナにかけて分布)のオスをご紹介しましたが、メスについては以前シンガポールで撮影した亜種Dinopium javanense javanense(マレー半島からスマトラ、ジャワ西部、ボルネオに分布)の写真がありますので、ご参考までにご紹介します。

ズアカミユビゲラ2


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亜種ウスアカモズ

タイシリーズの続きで、今日はアカモズの亜種、ウスアカモズをご紹介します。

アカモズ(Brown Shrike)は夏季に中国や日本、ロシア東部、朝鮮半島、日本などで繁殖し、冬季になるとインドから中国南部、東南アジアにかけて越冬するモズ科モズ属の鳥で、分布域により4亜種(ウスアカモズ、カラアカモズ、シマアカモズ、アカモズ)に分かれており、今回目にしたのはモンゴル東部、ロシア南東部、中国北東部で繁殖し、冬季マレー半島とスマトラで越冬する亜種ウスアカモズ(Lanius cristatus confusus)と思われました。なお、日本では亜種アカモズが北海道、本州、四国で局所的に繁殖するほか、亜種シマアカモズが九州南部や南西諸島の一部で繁殖すると言われ、渡りの時期には日本海の島嶼、南西日本、南西諸島で多数通過するほか、亜種カラアカモズが稀な旅鳥として日本海の島嶼などで記録されています。

タイ中部の田園地帯で目にした亜種ウスアカモズのオスと思われる個体。亜種アカモズに比べ上面が淡く、額の白色部も狭いのが特徴です。

ウスアカモズ2

ウスアカモズ1

ウスアカモズ4

ウスアカモズ5

ウスアカモズ6

ウスアカモズ10

今日はタイ中部で目にした亜種ウスアカモズと思われる個体をご紹介しましたが、東南アジアには上記4亜種すべてが越冬のため渡来しているため亜種の識別には注意が必要です・・・


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自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


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