メガネコウライウグイス

オーストラリアシリーズの続きで、今日はメガネコウライウグイスをご紹介します。

メガネコウライウグイス(Australasian figbird)はオーストラリア北・東部、パプアニューギニア南部、インドネシアのカイ諸島などに分布する体長27~29cmのコウライウグイス科の鳥で、英名はイチジクを好物としていることから、また和名はオスの目の周りの露出した赤い皮膚がメガネをかけたように見えることから名付けられたものと思われます。

滞在中、各地で目にしたメガネコウライウグイスのオス。オスは日本にも渡来するコウライウグイス同様、体下面が鮮やかな黄色なのが特徴です。

メガネコウライウグイス6

メガネコウライウグイス7

メガネコウライウグイス5

こちらはイチジク科の木にやって来たオス。目の周りの赤色部分が鈍いことから若い個体と思われます。

メガネコウライウグイス1

メガネコウライウグイス2

メガネコウライウグイス3

こちらは体下面が白色で、暗褐色の縦斑があるメガネコウライウグイスのメス。

メガネコウライウグイス20

メガネコウライウグイス23

メガネコウライウグイス24

メガネコウライウグイス25

こちらのメスは体下面がクリーム色で、嘴もあまり黒くないので若い個体でしょうか・・・

メガネコウライウグイス21

今日はオーストラリア北・東部、パプアニューギニア南部、インドネシアのカイ諸島などに分布するメガネコウライウグイスをご紹介しましたが、メガネコウライウグイスは全部で5亜種に分類されており、今回ケアンズ近郊で目にしたのはオーストラリア北東部に分布する体下面が黄色い亜種キバラメガネコウライウグイス(Sphecotheres vieilloti flaviventris)と思われます・・・


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チャイロモズツグミ、チャイロモズヒタキ

オーストラリアシリーズの続きで、今日は同じモズヒタキ科の鳥で、よく似た名前のチャイロモズツグミとチャイロモズヒタキをご紹介します。

最初はチャイロモズツグミです。

チャイロモズツグミ(Little shrike-thrush)はオーストラリア、ニューギニアの亜熱帯または熱帯雨林に分布する体長17~19cmのモズヒタキ科モズツグミ属の鳥で、分布域により全部で20亜種に分類されています。

ケアンズ郊外の熱帯雨林で目にしたチャイロモズツグミ。分布域から考え、オーストラリア北東部に分布する亜種Colluricincla megarhyncha griseataの可能性が考えられましたが、後述のチャイロモズヒタキとよく似て全身茶褐色の地味な色合いで、嘴がやや長いのが印象的でした。

チャイロモズツグミ1

チャイロモズツグミ3

チャイロモズツグミ2

次はよく似たチャイロモズヒタキです。

チャイロモズヒタキ(Grey whistler)はオーストラリア北部とニューギニアの亜熱帯または熱帯雨林に分布する体長15~20cmのモズヒタキ科モズヒタキ属の鳥で、分布域により11亜種に分類されています。

同じくケアンズ郊外の熱帯雨林で目にしたチャイロモズヒタキ。分布域から考えると、オーストラリア北東部に分布する亜種achycephala simplex peninsulae の可能性が考えられましたが、嘴は前述のチャイロモズヒタキに比べて短く、ヒタキ科の鳥の雰囲気を持った愛らしい鳥でした。

チャイロモズヒタキ1

チャイロモズヒタキ2

今日はよく似た名前のチャイロモズツグミとチャイロモズヒタキをご紹介しましたが、ともに日本では見られないモズヒタキ科の鳥で、モズヒタキ科はカラス上科に含まれ、カラス上科の中ではモズ科、オウチュウ科、オウギビタキ科、カササギヒタキ科、カラス科、オオツチスドリ科、フウチョウ科の7科からなる系統と近縁だそうですが、コウライウグイス科がさらに近縁である可能性が高いそうです・・・


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ヨコフリオウギビタキ

オーストラリアシリーズの続きで、今日はヨコフリオウギビタキをご紹介します。

ヨコフリオウギビタキ(Willie wagtail)はオーストラリア、ニューギニア島、ソロモン諸島、ビスマルク諸島、インドネシア東部に分布する体長約20cmのオウギビタキ科オウギビタキ属の鳥で、和名は地面で採餌する際、水平に尾を振る習性があることから、また英名も尾を振る様子がセキレイ科の鳥に似ていることから名付けられたものと思われます。なお、本種には3亜種が認められており、今回目にしたのはオーストラリア北部に分布する亜種Rhipidura leucophrys picata と思われます。

ケアンズ郊外の墓地で目にしたヨコフリオウギビタキ。上面は全体的に黒くて下面は白く、対照的な色彩を持っているほか、名前のように扇状の長い尾羽が特徴です。

ヨコフリオウギビタキ4

ヨコフリオウギビタキ3

ヨコフリオウギビタキ5

扇状に尾羽を広げたヨコフリオウギビタキ。

ヨコフリオウギビタキ6

ヨコフリオウギビタキ7

こちらは幼羽が見られることから若い個体と思われます。

ヨコフリオウギビタキ8

枝で休んでいたヨコフリオウギビタキ。

ヨコフリオウギビタキ9

ヨコフリオウギビタキ10

ヨコフリオウギビタキ12

こちらは抱卵中の親鳥。

ヨコフリオウギビタキ20

今日はオーストラリア、ニューギニア島、ソロモン諸島、ビスマルク諸島、インドネシア東部に分布するヨコフロオウギビタキをご紹介しましたが、ヨコフリオウギビタキはオーストラリアのアボリジニの伝承において特別に取り上げられているそうで、悪いうわさを伝えるものと見なされたり、人の秘密を盗むことができると考えられていたようです。今回、ヨコフリオウギビタキは行く先々で目にすることができましたが、このようにいつも盗み聞きをするように人々の周りにいることから、アボリジニの人達もそのように考えたのでしょうか・・・


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メンガタカササギビタキ

オーストラリアシリーズの続きで、今日はメンガタカササギビタキをご紹介します。

メンガタカササギビタキ(Spectacled Monarch)はオーストラリア、インドネシア、パプアニューギニアに分布する体長14~16cmのカササギヒタキ科Symposiachrus属の鳥で、英名はメガネをかけたカササギヒタキ、和名は面をつけたようなカササギヒタキから名付けられたものと思われます。なお、メンガタカササギビタキは分布域により7亜種に分類されており、当地の個体はオーストラリア北東部に分布する亜種 Symposiachrus trivirgatus melanorrhousと思われます。

ケアンズ郊外の熱帯雨林のロッジの水場にやって来たメンガタカササギビタキ。右側の顔の一部と腮・喉に黒斑のある個体が成鳥で、左の個体は幼鳥。

メンガタカササギビタキ2

メンガタカササギビタキ1

メンガタカササギビタキ3

メンガタカササギビタキ5

メンガタカササギビタキ6

こちらは顔や腮・喉に黒斑がないメンガタカササギヒタキの幼鳥。

メンガタカササギビタキ10

今日はカササギヒタキ科Symposiachrus属のメンガタカササギヒタキをご紹介しましたが、カササギヒタキ科はユーラシア大陸、オーストラリア、オセアニアの広い範囲に分布し、全部で16属92種が属しています。その中には日本でも人気のサンコウチョウも属しており、そう考えるとメンガタカササギヒタキが急に親しみ深い鳥に感じられます・・・


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キアシヒタキ

オーストラリアシリーズの続きで、今日はキアシヒタキをご紹介します。

キアシヒタキ(Pale-yellow robin)はオーストラリア東部に分布する体長12~13cmのオーストラリアヒタキ科の鳥で、頭部は灰色で、上面はオリーブ色、喉は白く、下面は黄色で、脚は黄橙色をしたあまり目立たない地味系の小鳥です。また、本種には2亜種が認められており、オーストラリア東北部に分布する亜種 Tregellasia capito nana は小さく、南東部で稀に見られる基亜種 Tregellasia capito capito のほうが若干大きいことが知られています。

ケアンズ郊外の熱帯雨林の森で目にしたキアシヒタキ。当地に分布する個体はオーストラリア東北部に分布する亜種 Tregellasia capito nana で、顔は淡黄褐色(基亜種 Tregellasia capito capitoは顔が淡灰白色)で、淡橙褐色のアイリングが見られます。

キアシヒタキ3

キアシヒタキ4

キアシヒタキ5

キアシヒタキ14

キアシヒタキ8

キアシヒタキ10

キアシヒタキ6

間近でじっとしていたキアシヒタキ。

キアシヒタキ13

よく見ると近くには幼鳥がいました・・・

キアシヒタキ12

キアシヒタキ11

今日はオーストラリアヒタキ科に属するキアシヒタキをご紹介しましたが、このキアシヒタキに限らず、オーストラリアヒタキ科の鳥たちはユーラシアや北アメリカなどに分布するヒタキ科の鳥たちとの近縁関係はなく、オーストラリア区(オーストラリア大陸、ニューギニア、タスマニア、ニュージーランド、メラネシアの島々)独自の種であるようです・・・


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